「体のゆがみを放っておくとどうなるか?」
「体のゆがみを放っておくとどうなるか?」
みなさんこんにちは!
ささのうち整体院の笹之内です!
久しぶりの投稿になるのですが、1年半Sota Body Care Clinicとして、熊野市のチャレンジショップという制度を利用して、木本町の記念通りで整体院をさせて頂いておりましたが、チャレンジショップの期間の終了とともに店舗を同じ木本町内で移動しまして1月6日より新しい店舗でそして、心機一転「ささのうち整体院」と店舗名も変更してリニューアルオープンさせて頂きました。今後もどうぞよろしくお願い致します。
久々の投稿で何について書こうか結構悩んだのですが、当院が一番重きを置いていることについて書こうと思いました。
それが「体のゆがみを放っておくとどうなるか?」です。
当院はトリガーポイントやストレッチなど背骨、骨盤のゆがみの矯正以外にも痛みに対してのアプローチはさせて頂いておりますが、一番は背骨、骨盤のゆがみを正常な位置に戻すことで、体が本来持っている自己治癒力を高め、痛みの出にくい、痛みがぶり返しにくい体を作ることを目的としています。
そのため、まずはみなさんに「体のゆがみ」についての基礎を知っておいてほしいと思います。
まずは「背骨」です。
ひとえに「背骨」と言っても、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨に分かれます。
頚椎は7個、胸椎は12個、腰椎は5個、仙骨は1個、尾骨は1個(仙骨は仙椎と言って5個と数えたりする場合もあります)
次は「骨盤」です。
骨盤は上にも載っている仙骨、尾骨、そして寛骨のことを言います。
そして寛骨は腸骨、恥骨、坐骨に分けられます。
ここで皆さんが思う骨盤のゆがみというのはおそらく上の図の矢印のような方向に高さが左右の高さが変わったり、横方向に開いたりしている状態を骨盤がゆがんでいると思っている方がほとんどだと思います。
間違いではないですが、骨盤の高さが左右違う場合、これは骨盤自体はゆがんではいません。
骨盤に付着している筋肉の緊張の左右差により上に引き上げられていたり、体の重心の偏りによって片方の骨盤が上がっていたりなど骨盤自体の形は変わりませんが、高さなどが違うので一般的にそういう状態を骨盤がゆがんでいると言ったりします。
そして、よく「骨盤が開いている」と聞くと思うのですが、出産時に上記の図の恥骨結合が離れて、子供を産むために骨盤が開くのですがそれは出産後2~3か月ほどで元の位置に戻ります。まれに戻らない方もいるのですがそういう方は「恥骨結合離開」という炎症を起こしたり、鋭い痛みを伴ったりするものなのでまた別の話になります。
そしてもうひとつ、仙骨と腸骨で仙腸関節という関節を作るのですが、その関節は動かない、もしくはわずかしか動かないとされているのですがその関節の動きが腰痛に深くかかわっているという考え方もあるのでそちらの仙腸関節のゆがみについてはまた別で書きたいと思います。
ここまでである程度「背骨」「骨盤」の構造が分かったと思うので、ここからが本題になります。3回に分けて「体のゆがみを治さないとどうなるのか?」について書いていこうと思うのですが1回目の今回は
「背骨のゆがみと筋肉の関係」について書いていきたいと思います。
まずはこの図をご覧ください。
まず1枚目の図なのですが、見てわかる通り背骨に付いている筋肉がこれだけたくさんあり、筋肉は左右対称についています。
みなさんに身近な筋肉でいうと、肩こりの筋肉が「僧帽筋」、主な腰痛の筋肉が「脊柱起立筋」などがイメージしやすい筋肉だと思います。
次に2枚目の図なのですが、背骨より前面に付いている筋肉です。
特にここ最近、腰痛の原因やスポーツでの体の動きで重要だと認識されてきた筋肉が図の「大腰筋」と「腸骨筋」でその二つを合わせて「腸腰筋」といいます。
腸腰筋は体を前に倒したり、太腿を上げたりする際に働きます。
図1も図2も背骨に付いている筋肉を載せたのですが、なんとなくイメージできるでしょうか?
これらのたくさんの筋肉が、普段の生活習慣や姿勢、癖、仕事での動作などによって左右の筋肉の緊張に差が出ると片側に引っ張られて背骨はゆがんでしまいます。
そしてそのゆがんだ状態でさらに生活を続けることで筋肉にさらに負担がかかり、痛みの増幅や急性の痛み(寝違え、ギックリ腰など)が起きる原因になったりします。
ここで少し疑問に思ってほしいのが、背骨がゆがんでいても、人は傾いたまま歩いてはいません。傾いたまま座っている人もいません。これはなぜでしょう?
それは他の部分でバランスを取って、体自体が傾かないように無意識にカバーしているからです。これは決して良いことではなく、この他の部分で補っている状態が続くと最初は腰が痛いだけだったのが背中にも痛みが出たり、股関節にも痛みが出たりなどと色んなところに痛みを抱えてしまうことになります。
なので体に違和感や痛みが出た場合は早急に治療に行ってください。
そして図1のような筋肉の緊張に左右差がでると下の図のような左右や高さのゆがみになります。こういうゆがみが出ると、左右の肩の高さが違ったり、骨盤の高さ、足の長さが違ってきます。
次に図2のような筋肉の緊張に左右差がでると体が捻じれてしまったり、下の図のように猫-背や骨盤の前傾、後傾により反り腰などの前後の歪みが出てしまいます。
まだまだどういう姿勢が多いとこういう歪み方がするなど、背骨と筋肉の関係性は深いのですが今日はまず歪みの基本的な部分を覚えて頂けたらと思います。
特に左右の歪み、前後の歪み、肩の高さ、骨盤の高さ、猫背、反り腰など上記に書いた中に心当たりのある方、自分は歪んでいるかもしれないと思う方などは一度ご連絡下さい。
今日はこれぐらいにしてまた次回は「体のゆがみを治さないとどうなるか?」の第2弾で「背骨のゆがみと神経の関係」について書きたいと思います。
これから今日のような体に関する勉強や地域の情報発信や患者さんの声なども載せていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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